退職代行を使ったら会社から連絡は来る?家・親への連絡と対処法を経験者が解説

退職代行を頼んだあと、会社から自分のスマホに電話が来るのではないか。実家や親に連絡されるのではないか。

そう考えると、申し込み後もスマホを見るのが怖くなりますよね。私も退職代行を使う前は、上司からの着信を想像して眠れませんでした。

結論から言うと、退職代行が会社に連絡した後は、本人へ直接連絡しないよう伝えるのが一般的です。ただし、絶対に来ないとは言い切れないため、来たときの動き方を決めておくと安心です。

この記事でわかること

  • 退職代行後に会社から連絡が来る可能性
  • 電話が来たときの対応手順
  • 実家や親に連絡されたときの返し方
  • LINEやSNSから連絡されたときの考え方
  • 連絡がしつこい場合の相談先
  • 弁護士型を確認したほうがいいケース
佐藤凜

連絡が来るかも、という不安は本当にしんどいです。でも、対応は先に決めておけます。

目次

退職代行後に会社から連絡は来る?

基本的には、本人へ直接連絡しないよう退職代行から会社へ伝えます。

多くの場合、会社との窓口は退職代行になります。本人が直接話さなくて済むようにするためのサービスだからです。

ただし、会社の担当者が慌てて本人へ電話してくることはあります。事務連絡や貸与品確認のつもりで連絡してくるケースもあります。

連絡が来ることがある場面

  • 会社が退職代行の連絡を無視している。
  • 貸与品や書類の確認をしたい。
  • 上司や同僚が個人的に連絡してくる。
  • 家族を通して本人に連絡しようとする。

自分のスマホに電話が来たらどうする?

会社から電話が来ても、まず出なくて大丈夫です。

着信履歴のスクリーンショットを残し、退職代行へ送ってください。業者から会社へ、本人ではなく代行へ連絡するよう再度伝えてもらいます。

STEP1
電話に出ない

引き止めや感情的な会話を避けます。

STEP2
履歴を残す

番号、日時、留守電の有無を保存します。

STEP3
代行へ送る

LINEやメールで着信履歴を共有します。

うっかり出てしまった場合も、長く話す必要はありません。

「退職代行に依頼しています。以後はそちらへ連絡してください」で切って大丈夫です。

佐藤凜

私も、電話に出たら説得されそうで怖かったです。だからこそ、出ない前提で準備しておくのがいちばん楽でした。

実家や親に連絡されたらどうする?

実家や親に連絡された場合も、本人が会社へ折り返す必要はありません。

家族には、短い返答だけ共有しておくと安心です。詳しい事情を話したくない場合も、返し方だけ渡しておけば足ります。

家族に伝えておく一文

本人は退職代行に対応を任せています。本人や家族では対応できないため、今後は退職代行へ連絡してください。

会社からの電話番号、担当者名、連絡日時だけメモしてもらいましょう。その情報を退職代行へ共有すれば、再連絡を止める材料になります。

LINEやSNSで上司・同僚から連絡が来たら?

個人LINEやSNSからの連絡は、返信しなくて大丈夫です。

「心配しているだけ」と見えても、返信すると引き止めや説得に変わることがあります。既読にしたくない場合は、通知画面のスクリーンショットだけ残しておきましょう。

連絡先対応残すもの
電話出ない着信履歴
LINE返信しない画面保存
SNSブロック可DM画面

会社の人が家に来たらどうする?

会社の人が自宅や実家へ来た場合は、ドアを開けないでください。

インターホン越しに「退職代行に依頼しています。お引き取りください」と伝えます。

居座る、脅す、繰り返し来る場合は、警察や弁護士への相談も考えてください。

連絡がしつこい場合は違法になる?

会社から一度連絡が来ただけで、すぐ違法とは言い切れません。

ただし、本人への連絡を控えるよう伝えているのに何度も電話する、家族へ事情を話す、脅すような言葉を使う場合は注意が必要です。

民法627条は、期間の定めがない雇用について、解約の申入れから2週間で雇用が終了すると定めています。退職の意思そのものは、会社が引き止めれば消えるものではありません。

執拗な連絡や家族への不必要な連絡が続く場合は、退職代行、弁護士、労働相談窓口へ記録を持って相談してください。

弁護士型を確認したほうがいいケースは?

会社からの連絡が強い、脅しに近い、家族へまで連絡している場合は、弁護士型も確認してください。

状況候補理由
通常の確認労組型会社へ交渉しやすい
連絡が執拗弁護士型法的対応に強い
損害賠償の話弁護士型交渉範囲が広い

反対に、連絡が一度だけで、退職代行がすぐ再通知して止まるなら、過度に怖がる必要はありません。

会社や家族への連絡が不安な人へ

会社からの連絡がしつこい、損害賠償を示唆された、家族にまで連絡された場合は、弁護士型の退職代行も確認してください。

  • 本人への電話が何度も来ている
  • 実家や親へ会社から連絡された
  • 脅し、請求、損害賠償という言葉が出ている

相談前に、着信履歴、LINE、会社からの発言、家族への連絡日時を保存しておくと説明しやすくなります。

よくある質問

退職代行後に会社から電話が来たら出ないといけない?

出なくて大丈夫です。着信履歴を残し、退職代行へ共有してください。

家族が電話に出てしまったらどうする?

本人は退職代行へ任せている、とだけ伝えてもらえば十分です。

相手の名前、電話番号、日時をメモしてもらい、退職代行へ送ってください。

会社から郵便が届いたら受け取るべき?

離職票や源泉徴収票など、必要書類の可能性があります。

不安な場合は、開封前に写真を撮り、退職代行へ確認しましょう。内容証明など判断に迷う書類は、弁護士へ相談してください。

まとめ:連絡が来ても、出ない・記録・転送で大丈夫

退職代行後は、会社から本人へ直接連絡しないよう伝えるのが一般的です。

それでも電話やLINEが来たら、出ない、記録する、退職代行へ送る。この順番で対応してください。

家族への連絡や脅しに近い言葉がある場合は、弁護士型や公的窓口も確認しましょう。ひとりで会社とぶつかる必要はありません。

佐藤凜

退職代行を使うと決めた時点で、あなたは会社と直接戦わない道を選んでいます。その選択を途中で手放さなくて大丈夫です。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言ではありません。個別の事情については弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。

掲載情報は執筆時点のものであり、変更となる場合があります。

出典・参考

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この記事を書いた人

退職代行サービス利用経験者のフリーライター。

2年前、新卒入社した会社を3ヶ月で退職。退職代行を使って会社を辞めました。あのとき一歩踏み出せたおかげで、今はフリーランスとして自分らしく働けています。

同じように悩んでいる方の背中を少しでも押せたらと思い、自分の経験をもとに退職代行サービスの情報を発信。キャリアコンサルタント(国家資格)/メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種/FP2級

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