2026年新卒の初日退職は可能?退職代行の安全な使い方

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「入社したばかりなのに、もう辞めたい」。
そう感じているなら、まず伝えたいことがあります。

2026年新卒でも、入社初日に退職すること自体は可能です。
正社員のように期間の定めがない雇用なら、民法627条の退職の自由は新卒にも適用されます。

ただし、入社初日の退職は、会社からの連絡、貸与品の返却、給料、履歴書への影響など、不安が一気に出やすいタイミングです。
自分で会社とやり取りするのが怖い場合は、労働組合型か弁護士法人型の退職代行を選ぶと安全に進めやすくなります。

この記事では、2026年4月に増えている「初日退職」の実態を見ながら、退職できる法的根拠、退職代行を使う判断基準、退職後に困りやすいお金・連絡・転職の不安まで整理します。

この記事でわかること

  • 入社初日でも退職できる理由
  • 2026年新卒の初日退職が増えている背景
  • 自分で辞めるか、退職代行を使うかの判断基準
  • 安全な退職代行の選び方
  • 会社からの連絡・給料・履歴書への影響
目次

2026年新卒が入社初日に退職したいとき、今日やること

条件が違うと感じたら先に確認すること

入社初日に「求人票と違う」「聞いていた条件と違う」と感じたときは、勢いで退職を決める前に、まず記録を分けて残してください。

  • 書面:労働条件通知書、雇用契約書、求人票、内定通知
  • 実態:勤務時間、休憩、配属、業務内容、給与説明、初日の指示
  • 相談先:家族、労働相談窓口、ハローワーク、退職代行、弁護士

退職代行は「自分で伝えるのが危険・強く引き止められる・心身が限界」というときの選択肢です。条件不一致が中心なら、証拠を残したうえで、まず何が違うのかを整理してから相談すると判断を誤りにくくなります。

入社初日に辞めたいと感じたとき、最初にやることは「我慢できるか」を根性で決めることではありません。
まずは、退職理由と不安を分けてください。

最初に確認すること

  • 労働条件が説明と違う: 求人票・雇用契約書・労働条件通知書を保存する
  • 会社に直接言えない: 退職意思の伝達だけで済むか、交渉が必要かを整理する
  • 給料・貸与品・損害賠償が不安: 労働組合型か弁護士法人型を優先する
  • 家族や本人への連絡が怖い: 退職代行に先に伝え、連絡窓口を決める
2026年新卒が入社初日に退職したいときの判断フロー図
入社初日に退職したいときは、不安の種類で選ぶ手段が変わります。

会社に退職意思を伝えるだけなら民間企業型でも対応できます。
一方で、退職日の調整、未払い給与、貸与品、損害賠償の話が出そうな場合は、交渉できる労働組合型か、法的トラブルに対応できる弁護士法人型が向いています。

初日退職で迷ったときの結論

自分で言えるなら退職届。交渉が必要なら労働組合型。損害賠償やハラスメントが不安なら弁護士法人型を優先してください。

2026年4月、初日退職が増えている背景

2026年4月 初日退職の実態

入社3日で11件、入社4時間で依頼という報道もあります。
初日退職は、個人の甘えだけでは片づけられない動きになっています。

入社初日に退職代行を利用する新入社員は、以前より目立つようになっています。

佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

私が退職代行を使ったときは「3ヶ月も我慢した後」でした。今は初日に決断する人もいる。時代は確実に変わっています。

テレビ朝日の報道によると、ある退職代行サービスには
4月1日から3日間で新入社員から11件の依頼が寄せられました。
これは全体の約3割にあたります(出典: テレビ朝日系ANN 2026年4月報道)。

さらに衝撃的なのは、入社からわずか4時間で退職代行を依頼した事例です。
午前中に入社し、昼前には退職の手続きが始まっていた計算になります
(出典: やめるナビ 2026年4月)。

週ベースで見ても、4月1〜7日の1週間で退職代行への依頼は約90件に達しました。前年同時期の約2倍で、うちおよそ2割が新入社員だったとされています(出典: 社会保険労務士法人あすなろ人事労務室 2026年4月)。

2026年4月の初日退職データ

時期データ出典
4/1〜3の3日間新入社員から11件の依頼テレビ朝日報道
入社4時間最短退職依頼の記録弁護士事務所報告
4/1〜7の1週間退職代行依頼 約90件(うち新入社員2割)退職代行モームリ発表
前年同時期比約2.8倍に増加退職代行モームリ発表

厚生労働省の最新データ(令和4年3月卒業者)では、新規大卒就職者の3年以内離職率は33.8%、うち1年以内の離職率は12.1%。入社1年で約8人に1人が職場を去っている計算になります。

「初日で辞めるなんて」と驚かれるかもしれません。でも統計が示しているのは、入社直後の離職はもはや例外ではないという現実です。

なぜ入社初日に辞めるのか?退職理由トップ3

初日退職の主な理由 TOP3
労働条件の相違
求人票・面接の内容と実態が違う。最多の退職理由。
職場環境・人間関係
上司や先輩の態度への不安。初日から「ここは無理」と感じるケース。
自分には合わないという直感
業務内容・社風が想定と根本的に違う。直感は意外と正しい。

初日退職の最大の理由は「聞いていた話と違った」です。甘えや根性不足ではありません。

理由1: 労働条件の相違(最多)

求人票や面接で聞いていた内容と、実際の労働条件が違っていたケースです。

実際に寄せられた声

  • 「年間休日120日のはずが、実際は105日だった」
  • 「出社時間が求人票と違っていた」
  • 「休日出勤があるなんて聞いていなかった」
  • 「正社員で採用されたはずが、初日に契約社員だと告げられた」
  • 「接客業務と聞いていたのに、実際はテレアポ専門だった」

労働条件の明示は、労働基準法第15条で企業側の義務として定められています。事前の説明と実態が異なる場合、労働者には即時に契約を解除する権利があります(労働基準法第15条2項)。

佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

私の場合は「残業月20時間まで」と言われていたのに、実際は月80時間超。求人と違った時点で、法的には即日辞められる権利があるんです。

理由2: 職場環境・人間関係への不安

入社式や初日の研修で、上司や先輩の態度に不安を感じるケースです。

実際にあった事例

「入社式で社長が新入社員を怒鳴りつけた」「初日の研修で『なぜ事前に勉強しなかったのか』と詰められた」――こうした事例が報道されています。初日の印象は、その後の数年を予告する大事なサインです。

理由3: 「自分には合わない」という直感

業務内容や社風が、想像していたものと根本的に違うと感じるケースです。

「直感で辞めるなんて」と思うかもしれません。でも、入社前に職場見学やインターンの機会がなかった場合、実際に現場を見るまで判断できないのは当然のことです。

むしろ「違和感を押し殺して数年我慢する」ほうが、精神と時間の損失は大きい。早期判断は合理的な選択肢という評価も広がっています。

退職代行「モームリ」逮捕事件:何が起きたのか

退職代行を検討する上で、2026年2月のモームリ逮捕事件は必ず知っておくべき出来事です。

佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

この事件を知って「退職代行って違法なの?」と不安になった方も多いと思います。端的に言うと、退職代行サービス自体は違法ではありません。

事件の経緯

2026年2月3日、退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの代表取締役と、
従業員である妻が弁護士法違反(非弁提携)の疑いで警視庁に逮捕されました(出典: 弁護士長友隆典ブログ)。

何が違法だったのか

問題とされたのは「退職代行サービスそのもの」ではありません。

容疑の内容は、利用者を特定の弁護士に紹介し、その見返りとして紹介料(1件あたり約1万6,500円)を受け取っていたことです。弁護士法第72条は「弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務の周旋をしてはならない」と定めています。

モームリ事件の概要

項目内容
逮捕日2026年2月3日
容疑弁護士法違反(非弁提携)
具体的行為利用者を弁護士に紹介し紹介料を受領
起訴2026年2月23日
関連弁護士2名も在宅起訴

この事件の教訓

退職代行サービス自体は違法ではありません。退職の意思を第三者が会社に伝える行為(=伝達)は、誰が行っても法律上の問題はないとされています。

ただし、この事件をきっかけに「民間企業型」の退職代行を選ぶリスクが改めて浮き彫りになりました。安全に退職するなら、労働組合型か弁護士法人型を選ぶのが賢明です。

入社初日でも退職できる?法的根拠を解説

結論として、入社初日であっても退職は可能です。

佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

「入社したばかりで辞められるの?」と心配になりますよね。法律上、退職は労働者の権利です。入社してから何日かは関係ありません。

民法627条1項による退職の自由

期間の定めのない雇用契約(正社員)の場合、退職の申し入れから2週間が経過すれば、
会社の同意がなくても退職が成立
します(民法627条1項)。

入社1日目でも100日目でも、退職する権利そのものは変わりません。

ここで覚えておきたいこと

「入社初日だから辞められない」という法律はありません。問題になるのは、退職意思の伝え方、退職日までの扱い、会社との連絡方法です。

労働条件が違う場合は即時退職も可能

さらに、入社前に説明された労働条件と実態が異なる場合は、労働基準法第15条2項に基づき即時に労働契約を解除できます。2週間待つ必要もありません。

即時退職が認められるケース

  • 求人票と実際の給与が異なる
  • 勤務地や勤務時間が事前説明と違う
  • 聞いていなかった業務を命じられた
  • 休日数が求人情報と一致しない

初日退職の前に、休職・相談・退職代行を切り分ける

入社初日に「もう無理」と感じたとき、すぐ退職代行を選びたくなるのは自然です。ただ、最初に分けたいのは「会社を辞めたい」のか、「今の状態で出勤し続けるのが危ない」のかです。

眠れない、食べられない、涙が止まらない、通勤中に強い不安が出る。こうした状態なら、退職手続きだけでなく、医療機関、公的相談窓口、休職制度の確認も同時に考えてください。

今の状態先に考える選択肢確認すること
心身の不調が強い医療機関・休職・相談窓口診断書、就業規則、こころの耳などの相談先
強い引き止めや未払いがある弁護士型・労働組合型の退職代行交渉が必要か、有給や未払い賃金があるか
仕事内容や社風が合わない通常退職・人事相談・退職代行退職理由を次の転職で説明できるか
管理者コメント

退職代行は逃げ道になります。でも、休むべき人まで退職に追い込む道具ではありません。危ないくらい疲れているなら、退職の前に「今日は安全に休む」ことを優先して大丈夫です。

相談先:こころの耳 電話相談

自分で退職を伝えるか、退職代行を使うかの判断基準

入社初日退職は、必ず退職代行を使わなければいけないわけではありません。
ただし、会社とのやり取りが怖い、連絡を続けると心身が崩れそう、条件相違をめぐって揉めそうな場合は、第三者を入れたほうが安全です。

状況別のおすすめ手段

状況向いている手段理由
会社に自分で連絡できる自分で退職届を出す費用がかからず、手続きが早い
上司に直接言うのが怖い労働組合型の退職代行退職日の調整や連絡窓口を任せやすい
未払い給与・損害賠償・ハラスメントが不安弁護士法人型の退職代行法的トラブルまで一貫して相談できる
費用をすぐ払えない後払い対応サービス初任給前でも相談しやすい

私の場合は、退職を切り出す前から手が震える状態でした。
「自分で言うべき」と頭ではわかっていても、体がついてこないときがあります。そういうときは、退職代行を使うことを逃げではなく、手続きを前に進めるための選択肢として考えてください。

初日退職で迷っている人へ

退職代行を選ぶ前に、今の不安が「休む」「自分で伝える」「第三者に任せる」のどれに近いか分けてください。

  • 眠れない・涙が止まらない: まず医療機関、休職、公的相談窓口を確認
  • 上司に直接言えない: 労働組合型の退職代行を比較
  • 未払い賃金・損害賠償・ハラスメントが絡む: 弁護士法人型を先に確認

危険を感じるほど心身がつらい場合は、申込みより先に安全確保と相談先の確認を優先してください。

状況別に詳しく読む

モームリ事件後の退職代行の選び方:3類型を理解する

退職代行には3つの種類があり、運営元によって「できること」が異なります。

退職代行3類型の比較

種類できること費用目安
民間企業型意思の伝達のみ2〜3万円
労働組合型伝達+退職条件の交渉約2〜3万円
弁護士法人型全法的対応+訴訟約3〜10万円超

モームリ事件は「民間企業型」の退職代行で起きました。民間企業型は退職の意思を「伝えるだけ」しかできず、トラブル時に交渉する権限がありません。

安全な退職代行を選ぶ3つのポイント

  • 運営元を確認する: 労働組合または弁護士法人が運営しているか
  • 交渉権限があるか: 有給消化や未払い賃金の交渉ができるか
  • 実績と透明性: 運営会社の情報が公開されているか

特に初日退職の場合、会社側が引き止めや損害賠償を主張してくるケースもあります。そうしたトラブルに対応できる労働組合型または弁護士法人型を選ぶことが重要です。

【2026年】新卒におすすめの退職代行3社

モームリ事件後、新卒・新入社員が安心して使える退職代行を3つに絞って紹介します。いずれも労働組合型または弁護士法人型で、交渉権限を持つサービスです。

新卒におすすめ3社の比較

サービス運営タイプ特徴
弁護士法人ガイア弁護士法人型法的トラブル完全対応
即ヤメ民間企業型(後払い)手元にお金がなくてもOK
退職代行Jobs弁護士監修×労組連携バランス型・転職支援

弁護士法人ガイア:法的トラブルに完全対応

損害賠償の脅し・未払い賃金・残業代請求など、法的紛争が予想される方に最適です。弁護士法人が直接対応するため、会社との交渉にも法的強制力があります。

「初日でバックレると訴えるぞ」と言われた経験がある方、実は少なくありません。そんなときは弁護士一択です。費用は他より高めですが、法的に守ってもらえる安心感は段違いです。

即ヤメ:手元にお金がなくても後払いOK

入社したばかりで手元にお金がない新入社員に向いているのが即ヤメです。完全後払い制で、退職が完了するまで支払いはゼロ。クレジットカードも不要です。

24時間LINE対応で即日退職が可能。「今すぐ辞めたい、でも貯金がない」という初日退職の典型パターンに刺さる設計になっています。

佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

退職を決意したとき貯金がほぼなかった私にとって、「後払い」は本当に救いでした。お金の心配なく一歩を踏み出せるのは、即ヤメだけの強みだと思います。

退職代行Jobs:バランス型で転職支援も充実

弁護士監修×労働組合連携のハイブリッド型。顧問弁護士が適正業務を監修し、労働組合が会社との交渉を担当します。退職後の転職支援も手厚いので、次の職場探しまで一気通貫で相談したい方に向いています。

退職届・引き継ぎ書のテンプレートは無料配布。初めての退職で「何をどう書けば」と迷う新入社員に優しい設計です。

初日退職後のキャリアへの影響と対策

初日退職がキャリアに悪影響を及ぼす可能性は、ゼロではありません。ただし、適切に対処すれば乗り越えられます。

転職活動への影響

報道では、入社2ヶ月で退職した方が
70社以上に応募し、面接に進めたのは5〜6社だったという事例もあります
(出典: テレビ朝日系ANN報道)。

ただし、これは退職代行を使ったことが原因ではなく、
短期離職そのものが選考で不利に働く場合があるということです。

一方で、第二新卒採用を行う企業は8割を超えているとも言われています。「自分に合わない環境から早く離れ、次を真剣に選んだ」という一貫性ある語りができれば、マイナス評価は最小化できます。

面接で伝える軸

退職代行を使ったかどうかではなく、「なぜ早期に判断したのか」「次は何を重視して選ぶのか」を説明できる状態にしておくことが大切です。

影響を最小限にするコツ

初日退職後にやるべき4つのこと

  • 退職理由を前向きに説明する: 「労働条件の相違」は正当な理由として通用します
  • 短期離職を隠さない: 職歴詐称は発覚時のリスクが大きいです
  • 次の準備を先に進める: 転職エージェントへの登録は退職前でも可能です
  • 給付金制度を活用する: 条件次第で失業保険や傷病手当金を受給できる可能性があります
佐藤凜プロフィール画像佐藤凜

私も新卒3ヶ月で辞めたとき、転職活動は苦労しました。でも、あの会社にいたら今の自分はなかったと思っています。

初日退職で会社から連絡が来たらどうする?

退職代行を使っても、会社から本人に電話やLINEが来る可能性はあります。
特に入社初日は、貸与品、社員証、制服、PC、給与振込口座、退職届の確認が残っているためです。

会社から連絡が来たときの対応

  • 電話に出る前に、退職代行へ「会社から連絡が来た」と共有する
  • 感情的な返信をせず、必要事項だけを記録する
  • 貸与品の返却方法は、郵送で対応できるか確認する
  • 家族へ連絡される不安がある場合は、代行業者に先に伝えておく

会社連絡の細かい対処は、別記事の退職代行を使ったら会社から連絡は来る?で詳しく整理しています。初日退職ではここが不安の山になりやすいので、退職代行へ相談する前に一度確認しておくと落ち着いて動けます。

初日退職の給料・保険・履歴書で確認すること

入社初日に辞めると、「その日の給料は出るのか」「社会保険はどうなるのか」「履歴書に書くべきか」が一気に不安になります。

退職後に確認するもの

  • 給料: 働いた時間がある場合、賃金支払いの対象になるのが原則
  • 貸与品: 社員証、制服、PC、鍵などは返却方法を確認する
  • 書類: 雇用保険被保険者証、源泉徴収票、離職票の扱いを確認する
  • 履歴書: 在籍実態や社会保険加入の有無によって扱いが変わるため、転職エージェントや専門家に確認する

厚生労働省は、賃金について「通貨で、直接労働者に、全額を、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払う」原則を示しています。
初日退職だから給料がゼロになる、と自分で決めつけないでください。

ただし、社会保険や履歴書の扱いは、入社手続きの進み方によって変わります。ここは断言で進めず、会社から届く書類を確認しながら動くのが安全です。

よくある質問

Q. 入社初日でも退職代行は使えますか?

はい、使えます。退職は労働者の権利であり、入社からの日数は関係ありません。民法627条1項に基づき、退職の申し入れから2週間で退職が成立します。労働条件が事前説明と異なる場合は、即時退職も可能です(労働基準法第15条2項)。

Q. モームリが逮捕されたけど、退職代行は違法なの?

退職代行サービス自体は違法ではありません。モームリの逮捕は、利用者を特定の弁護士に紹介して紹介料を得ていた行為(弁護士法第72条違反)が問題とされたものです。退職の意思を会社に伝える行為そのものは合法です。

Q. 初日退職したら損害賠償を請求される?

原則として、退職したことを理由に損害賠償を請求されることはほとんどないとされています。ただし、不安な場合は弁護士法人型の退職代行を選ぶと安心です。万が一の法的トラブルにも対応してもらえます。

Q. 試用期間中でも退職代行を使える?

はい、試用期間中でも退職は可能です。試用期間は「解雇しやすい期間」であって「辞められない期間」ではありません。退職の権利は試用期間中も変わりません。

Q. 退職代行の費用はどれくらい?

運営元のタイプによって差があります。民間企業型・労働組合型は2〜3万円が相場、弁護士法人型は3〜10万円超が一般的です。初日退職で「まだ給料が入っていない」という方は、即ヤメのような後払い対応のサービスを選ぶとよいでしょう。

Q. 親や家族に反対されたら?

初日退職を親に言いづらい気持ちは自然です。ただ「辞める理由」が労働条件の相違やハラスメントであれば、事実を淡々と伝えるのが結局いちばん伝わります。隠していても、次の転職活動の段階でどこかで説明する必要が出てきます。早めに共有したほうが、家族のサポートも得やすくなります。

Q. 退職代行を使ったことは転職先にバレる?

転職先に伝わる可能性は極めて低いとされています。前職から転職先へ「この人は退職代行を使いました」と通達する仕組みはありません。退職理由を問われたら、代行を使ったかどうかではなく「なぜ辞める判断をしたか」を説明するだけで十分です。

Q. 入社初日に辞めても給料はもらえますか?

働いた時間がある場合、その分の賃金は支払い対象になるのが原則です。給与計算や振込日は会社ごとに異なるため、退職代行を使う場合は「給与の支払い予定日」「明細の受け取り方」「控除の有無」を確認してもらいましょう。

Q. 会社から本人に連絡が来たら出るべきですか?

すぐに出る必要はありません。まず退職代行へ共有し、対応方針を確認してください。本人が直接やり取りすると、退職日や返却物の話が感情的にこじれることがあります。

Q. 初日退職は履歴書に書かないといけませんか?

在籍実態や社会保険の手続き状況によって判断が分かれます。短期離職を隠すと後で説明が難しくなることもあるため、不安な場合は転職エージェントや専門家に確認し、面接では「条件相違を早期に判断した」と説明できる形に整えておくのが安全です。

まとめ:初日退職は「甘え」ではない

2026年4月のデータが示しているのは、初日退職が「甘え」ではなく、労働条件の不一致という構造的な問題だということです。

この記事のまとめ

  • 入社3日で11件の退職代行依頼。初日退職は珍しくない
  • 最多の理由は「聞いていた条件と違う」。労働者側の正当な判断
  • モームリ事件後は「労働組合型」か「弁護士法人型」を選ぶのが安全
  • 後払い対応の即ヤメ、法的対応の弁護士法人ガイア、バランス型のJobsが新卒向け3強
  • 会社連絡・給料・履歴書の不安は、退職前に確認項目を分けると落ち着いて動ける

「まだ1日しか働いていないのに」と自分を責める必要はありません。合わない環境に無理していても、心と体を壊すだけです。

もし今「辞めたいけど言い出せない」と悩んでいるなら、まずは無料相談だけでも利用してみてください。あの日の私も、相談した瞬間に肩の荷が降りたのを覚えています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言ではありません。個別の事情については弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。掲載情報は執筆時点のものであり、変更となる場合があります。

出典・参考

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この記事を書いた人

退職代行サービス利用経験者のフリーライター。

2年前、新卒入社した会社を3ヶ月で退職。退職代行を使って会社を辞めました。あのとき一歩踏み出せたおかげで、今はフリーランスとして自分らしく働けています。

同じように悩んでいる方の背中を少しでも押せたらと思い、自分の経験をもとに退職代行サービスの情報を発信。キャリアコンサルタント(国家資格)/メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種/FP2級

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